生理前になると強い眠気に襲われて、何もできなくなることはありませんか?
日中に眠気がきたり、だるくて動けないと生活に支障が出てしまってつらいですよね。
こうした生理前の眠気を含む、イライラや憂鬱な気分を「PMS(月経前症候群)」といいます。
PMSで眠気やだるさ、何もしたくないとなってしまうことは一般的なことなのです。
今回は、生理前になぜ眠くなってしまうのか、PMSのことや強い眠気の原因と対処法について紹介していきます。
生理前に眠すぎるのはPMSの症状?

PMSとは、生理前に現れる心や体の不調なことをいいます。
このようなPMSの症状は、生理が始まると自然と軽くなったり治ったりします。
なので生理前に強い眠気がでるのはPMSの症状の1つということです。

生理前にだるくて、何もしたくないと思ってしまうのもPMSが原因なのですね。
生理前に強い眠気がでる原因

では、生理前にPMSで眠気が強くなるのは分かりましたが、眠気が出る原因は何でしょうか?
主に言われているのは
・ホルモンバランスの変化
・体温が高くなる
・自律神経の乱れ
の3つです。
1つずつ見ていきましょう。
ホルモンバランスの変化
女性は排卵が終わってから生理が始まるまでの間、ホルモンが多く出るのです。
そのホルモンは「プロゲステロン(黄体ホルモン)」というもので、体温を上げたり体を休ませようとする作用があります。
このことから生理前は、だるく眠くなってしまうのです。
それ以外にも
・「メラトニン」→眠りを助けるホルモン
・「アロプレグナノロン」→催眠作用がある物質
この2つのホルモンや物質で、眠気が強くなってしまうと言われています。
ホルモンや物質で、生理前に眠気を強力にしてしまうのですね。

私も生理前1週間は、昼寝が増えてしまいます。
体温が高くなる
生理前は高温期になります。
→これは生理前、体温が少し高くなること
高温期の原因は、プロゲステロンといわれているもの。
高温期に入ると夜にしっかりと睡眠がとれなくなってしまうのです。
夜にしっかり睡眠がとれていないことが原因で、昼間に眠くなるという負のループに入ります。

そのため、昼間に異常な眠気が出てしまうのですね。
自律神経の乱れ
そして3つ目は、自律神経の乱れ。
ホルモンの影響が、自律神経を乱れさせているのです。
日中と夜の自律神経の切り替えがうまくできてないことが、昼間眠くなる原因。
副交感神経がうまく働かなくなります。
これによって生理前にだるさや強い眠気が出てしまうのです。
日中と夜の自律神経の切り替えがうまくいっていないことが原因で昼間にだるさや眠気が出て、夜には昂って眠れなくなってしまうことが増えます。

生理前には体の変化が多いのですね。
生理前の眠気がひどい人の特徴

では生理前に眠くなる原因は分かりましたが、眠気がひどい人の特徴とは何でしょうか?
・生理前のPMSが強い
・ストレスや疲れが溜まっている
・睡眠の質が下がっている
これについて見ていきましょう。
生理前のPMSが強い
「生理前に眠すぎて生活に支障が出てしまう」と感じている人はPMSの可能性が高いかもしれません。
生理前に身体がだるくなったり、憂鬱気味などPMSの症状がひどいことから眠気が強く出てしまっているのです。
生理が始まる10日前くらいから眠気が強くなってしまうのがPMSの症状。
プロゲステロンが増えて眠気が出てしまうので、生理前に生活に支障が出てしまうほどの眠気はPMSであることが多いでしょう。
ストレスや疲れが溜まっている
生理前になるとイライラすることが増えてしまう方も多いのでは?
普段ではイライラしないような出来事でもイライラが溜まってしまう、また普段の疲れが溜まっている人は生理前に眠気が強く出てしまうこともあるようです。
また思うように睡眠がとれていない方でも、疲れが溜まって日中に眠くなってしまいます。

生理前は無理せずにゆっくり休みましょう。
睡眠の質が下がっている
生理前は体温が高くなってしまう影響で、寝つきも悪くなってしまいます。
夜、十分な睡眠がとれずに日中に眠気が強く出てしまうことも。
また先ほど話した通り、昼と夜の切り替えがうまくいかないことから睡眠の質が下がってしまいます。

夜にしっかり眠れるような生活を送ることが大切ですね。
生理前の眠気がつらい時の対処法

生理前に眠気がつらい時はどのように対処したらよいのでしょうか?
ここでは5つご紹介します。
昼寝を短くする
生理前の眠気対処の1つ目は、無理をせずに昼寝をすることです。
眠気は体が「休みたい」と言っているサイン。
昼寝は30分以上してしまうと眠りが深くなってだるくなってしまうので、15分から30分程度にすることがおすすめです。
また昼寝を15分程度にすることによって、集中力や仕事や家事がスムーズにいくようになります。

眠い時は、我慢せずに昼寝をしましょうね。
無理に頑張りすぎない
生理前に眠すぎるときには無理に頑張りすぎないことも大切です。
家事や仕事を頑張りすぎずに、自分のできる範囲で行いましょう。
「生理前だから仕方がない」と言い聞かせて休むことも大切なのです。
罪悪感を感じてしまう場合は、「生理が終わってから頑張ろう」と言い聞かせてみてくださいね。
無理に頑張りすぎないことが、生理前の眠気の対処で重要なポイントとなります。
体を温める
生理前は、体をしっかり温めることも大切。
38℃~40℃のぬるめの湯船に浸かっているだけで、体も心もスッキリしますよ。
入浴剤を入れたら、さらにリラックス効果もあります。
長く浸かりすぎずに、10分~15分くらいがおすすめです。

お風呂でスッキリしましょう。
カフェインを摂りすぎない
生理前の眠気の対処として、カフェインを摂りすぎないことも有効です。
カフェインによって眠気がなくなることも多いですが、摂りすぎると夜の睡眠の妨げになることもあります。
カフェインは摂取してから30分で吸収され、その効果が8時間続いてしまうのです。
またカフェインの取り方次第で、PMSを悪化させてしまうこともあります。
【生理前の正しいカフェインの取り方】
・カフェインの入った飲み物は午前中までにする
・量は控えめにする
就寝前、温かいものを飲むときはカフェインレスにするなど工夫も大事です。
カフェインを摂る時間としては午前中までにすることが大切です。
軽く運動をしてみる
生理前に体がだるい・眠気・憂鬱気味の時は、軽い運動をしてみることも対処としてよいです。
ウォーキングやヨガなど気持ちが前向きになり、夜の寝つきもよくなるでしょう。
逆に激しい運動をすると、ストレスを高めたり疲労に繋がるので「軽い運動」というところがポイントです。
逆に激しい運動をすると、ストレスを高めたり疲労に繋がるので「軽い運動」というところがポイントです。
生理前は眠くて何もできない日があっても大丈夫

生理前には眠くて、「何もできない」「ダラダラしてしまう」という日があっても大丈夫です。
普段頑張っている分、身体を休める時期だと思ってしっかり休養しましょう。
短く昼寝をしたり家事を1つやっただけでも良しとして、罪悪感は持たないことが乗り切る方法です。
また生理が終わったら頑張ろうという気持ちで、生理前の眠気やだるさを乗り切ってくださいね。

しっかり休むことも大事な行動です。
PMSの眠気が酷い場合は婦人科も検討

今回、ご紹介したような対処法を試してもPMSの眠気が酷い場合は婦人科を検討するのも大切です。
特に日常生活に支障をきたしている方は、婦人科にPMSの症状がつらいことを相談して対処してもらうのも1つの方法です。
問診や検査をして、1人1人に合った治療法が見つかるはずです。
仕事や学業、家事や育児に支障をきたしていたら、気にせず婦人科に相談しましょう。
まとめ

今回は、生理前になぜ眠くなるのか、PMSの症状や眠気の原因と対処についてご紹介していきました。
生理前に眠くなるのは、特別なことではなく身体の中で変化が起きていることだと分かりました。
また昼寝は短くするなど、自分なりの対処方法も試せることがありましたね。
もちろん日常生活に支障が出てしまうほどの、眠気では対処しきれないので婦人科に相談も1つの方法です。
生理前の眠気をうまく対処して、PMSを乗り切ってみてくださいね。

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